Googleビジネスプロフィールの口コミ返信は全件必要?公式ヘルプでわかった、頼み方・返し方

Googleビジネスプロフィールの口コミ返信は全件必要?公式ヘルプでわかった、頼み方・返し方

「Googleマップに自分の店を出したい」「口コミを増やしたいけど、どう頼めばいいの?」——地域で仕事をしている方から、よく聞くご相談です。この記事では、Googleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認を迷いやすいところだけ短くまとめます。そのうえで、口コミのお願いのしかたと返信のしかたを、Google公式ヘルプの原文をもとに整理しました。やってはいけない頼み方、法律(ステマ規制)とGoogleのルールの違い、そのまま使える文例も載せています。

先に結論(3つ)

  • 登録とオーナー確認は無料です。入力は短時間で済みますが、オーナー確認に日数がかかることがあります。
  • 口コミは「お願いしてよい」ものです。ただし、見返りを渡す・内容を指定する・満足した人だけに頼む・その場で書かせるは、Googleのルールで禁止されています。
  • 返信は全件でなくてもよいと公式に書かれています。とはいえ、口コミが少ないうちは1件ずつ丁寧に返すのがおすすめです。

登録の前に確認すること

いきなり登録画面に進むと、二重登録や住所の出し方で迷います。先に次の4つを確かめてください。

確認することなぜ必要か
① Googleアカウント管理に使うアカウントです。個人のアカウントと分けたいなら、仕事用を1つ作っておくと引き継ぎが楽です
② すでにマップに出ていないかお客さまの投稿などで、知らないうちに載っていることがあります。出ていたら新しく作らず、その情報の管理を始めます
③ 店舗型か、非店舗型かお客さまが来る場所があるか、こちらから出向くかで、住所の出し方が変わります
④ 登録できる住所か実際に仕事をしていない住所では登録できません(下の表)

自宅で営む・出張で仕事をする場合

自宅を拠点に、お客さまのところへ出向く仕事は「非店舗型」です。Googleのガイドラインには、次のように書かれています。

ケースGoogleのガイドライン(原文)
非店舗型「非店舗型ビジネスを運営している場合は、顧客に対して住所を非表示にする必要があります。」
バーチャルオフィス「郵送先住所を借りており、その住所では実際にサービスを提供していない場合(バーチャル オフィスとも呼ばれます)は、ビジネス プロフィールをご利用いただくことはできません。」
コワーキングスペース「わかりやすい看板が常に設置され、その場所で営業時間中に顧客対応できるスタッフが常駐している場合を除き、登録することはできません。」
住所を掲載する場合「Google に住所を掲載する場合、その住所に、ビジネスの名称の掲示を常設する必要があります。」

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ(ビジネス情報の掲載に関するガイドライン)

自宅で仕事をしていても、登録はできます。住所を出さずに、対応できる地域(サービス提供地域)を設定する形です。

登録の手順

Googleの案内では、ビジネスは「無料で追加または申請できます」。状況によって入口が3つに分かれます。

今の状況やること
マップに出ていないbusiness.google.com/add にアクセス →「Google にビジネス情報を追加」→ 画面の指示に沿って入力 → オーナー確認
マップに出ているが、誰も管理していないGoogleマップで自分のビジネスを検索 →「ビジネス オーナーですか?」→「管理を開始」→ オーナー確認
ほかの人がオーナー確認を済ませている今のオーナーに、オーナー権限をリクエストする

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ(ビジネス プロフィールの追加・申請)。画面の文言は変わることがあります。

3つめは、昔の担当者や以前の制作会社が登録したままになっているケースで起きがちです。誰のアカウントで管理しているかは、早めに確かめておきましょう。

オーナー確認の方法

オーナー確認は、「このビジネスの持ち主です」とGoogleに証明する手続きです。済ませないと、口コミに返信できません。公式ヘルプには「クチコミに返信するには、ビジネスのオーナー確認を行う必要があります。」とあります。

最初に知っておきたいのは、方法は自分で選べないことです。

「オーナー確認の方法は Google によって自動的に決定されるため、変更できません。」

確認方法の種類と注意点

方法注意点(公式ヘルプより)
電話・テキストメッセージ電話やSMSで届くコードを入力します
メールアドレス届いたメールで確認します
ライブビデオ通話ビデオ通話で確認します。公式は「ビデオ通話による確認が可能な場合は、その方法のご利用をおすすめします。」としています
動画の録画「途切れることなく連続して撮影された、未編集の独自かつ完全な動画である。長さが 30 秒以上である。」
郵送(ハガキ)「コードは通常 14 日以内に届きます。」「オーナー確認コードは 30 日が経過すると有効期限が切れます。」

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ(オーナー確認/動画の録画によるオーナー確認)

つまずきやすい3つのポイント

  • ハガキを待つ間は、名前・住所・業種を触らない:公式に「ビジネス プロフィールのビジネス名、住所、業種は編集しないでください。編集した場合、郵送されたコードは使用できなくなります。」とあります
  • 確認のあとも審査がある:「オーナー確認の審査には 5 営業日ほどを要し、それより長くかかることも稀にあります。」
  • 動画は、場所と仕事が分かるように撮る:非店舗型なら「道路案内標識、近くのランドマーク、その他の目印になるもの」と、「仕事で使用する専門的な道具、設備、商品など」を映します

なお、Google Search Consoleでホームページのオーナー確認を済ませている場合は、すぐに完了することがあります。ホームページを持っている方は、制作会社に設定状況を聞いてみてください。

登録したら最初に整える5項目

オーナー確認が済んだら、探している人が知りたい情報から埋めます。全部を一度にやる必要はありません。まずはこの5つです。

項目やること注意点
① ビジネス名看板・名刺・ホームページと同じ名前にする地域名やキャッチコピーを足さない(下で説明)
② カテゴリいちばん中心の仕事を選ぶ公式は「中核事業に当てはまるカテゴリを、できるだけ少なく選択します」
③ 営業時間電話や来店に対応できる時間を入れる臨時休業・年末年始は、その都度更新する
④ 写真外観・仕事中の様子・仕上がり・人の顔暗い写真、他人が写り込んだ写真は避ける
⑤ サービス提供している仕事を項目ごとに登録するホームページの書き方とそろえる

ビジネス名に、余計な言葉を入れない

「我孫子 ◯◯塗装|外壁塗装・屋根塗装の専門店」のように、名前に地域名やサービス名を足しているプロフィールを見かけます。公式ガイドラインはこうです。

ルール原文
実際の名前を使う「正確なビジネス名(店舗、ウェブサイト、ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている、実際のビジネスの名称)を使用します」
宣伝文句を入れない「ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、ビジネス プロフィールが停止される場合があります。」(不可の例として、マーケティング タグラインが挙げられています)

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ(ビジネス情報の掲載に関するガイドライン)

名前で目立とうとするより、サービスと写真を充実させるほうが安全です。写真は、仕事ぶりが伝わるものほど選ばれる材料になります。プロに撮ってもらう方法は写真・動画撮影のページにまとめています。

口コミのお願いのしかた

「口コミをお願いするのは、ルール違反では?」と心配される方がいます。お願いすること自体は問題ありません。Googleのポリシーには、許される行為として次の一文があります。

「インセンティブを提供したり、評価やクチコミの内容に影響を与えようとしたりせずに、実体験に基づくコンテンツの投稿を募ったり促したりする行為。」

つまり、見返りなし・内容に口を出さない・実際に利用した人になら、お願いしてよいということです。

頼んでいいこと・いけないこと(Google公式の原文)

やりがちなことGoogleのポリシー(原文)判定
口コミを書いてくれたら割引・粗品「クチコミの投稿や否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為。」禁止
満足してくれた人にだけ頼む「顧客からの否定的なクチコミの投稿を妨げたり禁止したり、肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為。」禁止
目の前で書いてもらう「クチコミを依頼する際、販売者がユーザーにその場で評価を残したりクチコミを書いたりすることを要求または強要する行為は禁止されています。」禁止
「◯◯について書いてください」と頼む「また、特定のコンテンツを含めるよう依頼することもできません。」禁止
スタッフの名前を書いてもらう「スタッフを特定するコンテンツなど、具体的なコンテンツを含むクチコミを募るよう販売者がスタッフに要求すること。」禁止
家族・取引先・従業員に書いてもらう「利益相反に基づくコンテンツ。利益相反には、現在または過去の雇用関係、契約関係や顧問関係、利益相反となるその他の職業上のつながりや個人的なつながり(業界の競合他社、家族関係など)が含まれます。」禁止
見返りなしで、利用した人に投稿をお願いする(上の「許される行為」の一文)OK

出典:Google マップ ユーザー投稿コンテンツに関するポリシー「禁止および制限されているコンテンツ」。表の左の列は、原文を身近な例に言いかえたものです。

見落としやすいのが、「お店に端末を置いて、その場で書いてもらう」やり方です。Googleのスタートガイドには「特典を提供したり、店舗にクチコミ ステーションを設置したりしてユーザーからクチコミの投稿を募ることは、Google のクチコミに関するポリシーに違反します。」とあります。

違反するとどうなるか

Googleは、ポリシー違反があったプロフィールに制限をかけることがあります。公式ヘルプに書かれている内容です。

制限の内容(原文)
「一定期間、ビジネス プロフィールで新しいクチコミや評価を受け取ることができなくなる」
「一定期間、ビジネス プロフィールの既存のクチコミや評価が非公開になる」
「虚偽のクチコミが削除されたことを消費者に知らせる警告がビジネス プロフィールに表示される」

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ(ポリシー違反による制限)。制限の予定がある場合はメールで通知があり、誤りだと思えば再審査請求ができると書かれています。

警告が表示されると、見た人に「この店は口コミを操作した」と伝わってしまいます。数件増やすために、それまでの信用を失うのは割に合いません。

法律(ステマ規制)とGoogleのルールは別物

2023年10月1日から、景品表示法で「ステルスマーケティング」が規制されています。口コミについても、Googleのルールと法律の両方が関わります。ただし、2つは線の引き方が違います。

ケース景品表示法(消費者庁の運用基準・Q&A)Googleのルール
星の数や内容を指定して頼む事業者が内容を決めたものとして「事業者の表示」に当たり、広告であることを明示しなければ違反になるとされる(Q6)禁止
お礼(割引・クーポンなど)を渡して投稿をお願いする。内容には一切関わらない消費者庁のQ&A(Q6・Q7)では、予約サイトの口コミやECサイトのレビューに、割引やクーポン程度のお礼を出す例を挙げています。内容を指示しない場合は、通常「事業者の表示」に当たらないとされています。お礼が大きい場合や、内容を指示する場合は別です。禁止(インセンティブの提供)
見返りなしで、内容に関わらずにお願いする問題になりにくいOK

出典:消費者庁「「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の運用基準」(令和5年3月28日)、「ステルスマーケティングに関するQ&A」(Q6・Q7・Q10)。表は要点を言いかえたもので、原文ではありません。

ここは「解釈」です。Q&Aの例は、予約サイトの口コミやECサイトのレビューです。Googleマップの口コミを名指しした記述ではありません。そのうえでツクシは、「ステマ規制上は問題にならない場合があるお礼でも、Googleマップでは禁止」と読んでいます。迷ったら、お礼はつけない。これがいちばん安全です。なお、お礼の品や抽選(懸賞)には景品表示法の景品規制がかかることがあります。個別のケースは専門家にご確認ください。

リンクとQRコードの作り方

お願いするときは、口コミの投稿画面に直接つながるリンクかQRコードを渡します。お客さまが自分で探す手間がなくなります。

  1. パソコンのブラウザでビジネスプロフィールを開く
  2. [クチコミを読む]→[クチコミを増やす]を選ぶ
  3. リンクはコピーアイコンでコピー。QRコードは右クリックで画像を保存

注意したいのは、公式に「現在、クチコミの QR コードはパソコンのブラウザでのみ生成できます。モバイル デバイスでは生成できません」とあることです。一度パソコンで保存しておけば、あとは印刷物に使い回せます。リンクはスマホにも貼っておくと、LINEやメールですぐ送れます。

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「リンクまたは QR コードを作成してクチコミをリクエストする」

どこで渡すか・いつ渡すか

公式ヘルプでは、渡し方の例として「領収書に含める、感謝メールに含める、チャットでのやりとりの最後に追加する、QR コードを印刷して店舗に掲示する」が挙げられています。業種に当てはめると、こうなります。

業種の例渡す場所タイミング
店舗(飲食・美容など)レジ横の掲示、領収書、ショップカード会計のとき。全員に同じ形で
工事業(塗装・リフォームなど)引き渡し書類に添えるお礼カード引き渡しのときにカード。数日後にLINEやメールで同じリンクを1回
出張・訪問型の仕事名刺の裏、納品書、お礼のメール作業が終わったあと。全員に同じ文面で

どの場面でも、渡すのはカードやリンクまで。その場で書いてもらう、書き終わるまで待つ、お店の端末で書いてもらう、はしません。

ポイントは2つです。全員に、同じタイミングで渡すこと。そして、書くかどうかはお客さまに任せることです。「この人は喜んでいたから渡そう」と選んだ時点で、「肯定的なクチコミを選択的に募」ることに近づきます。名刺やお礼カードのデザインはデザイン制作でもご相談いただけます。

お願いの文例(内容を指定しない)

文例は、何を書くかに触れないのがコツです。「◯◯について」「地域名を入れて」などの一言も入れません。

【カード・メール・LINE共通】

このたびはご利用いただき、ありがとうございました。
もしよろしければ、Googleのクチコミにご感想をお寄せください。これからお店(依頼先)を選ぶ方の参考になります。
星の数も内容も、ご自由にお書きください。もちろん、書かなくても大丈夫です。
(お礼の品などはご用意していません。いただいたお声は、今後の仕事に活かします。)
▼クチコミはこちらから
(リンク または QRコード)

入れてよい言葉入れない言葉
「ご感想をお寄せください」「ご自由に」「書かなくても大丈夫です」「星5でお願いします」「◯◯の点を書いてください」「担当◯◯の名前を」「地域名を入れて」
「参考になります」「書いてくれたら次回◯%引き」「抽選で◯名に」
(後日)同じリンクを1回だけ何度も催促する/その場で書き終わるまで待つ

チラシやホームページにQRコードを載せるのも一つの方法です。チラシの効果の測り方はチラシの反響率の目安と効果測定にまとめています。

口コミへの返信のしかた

返信は、書いてくれた人へのお礼であると同時に、これから口コミを読む人へのメッセージです。見られているのは、一人ひとりへの向き合い方です。

全件に、24時間以内に返す必要はない

「すべての口コミに24時間以内に返信を」と書かれた記事もあります。公式ヘルプの書き方は違います。

「すべてのクチコミに対して感謝の意を公開する必要はありません。」

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」

ただ、口コミが少ないうちは、1件1件が目立ちます。ツクシでは「件数が少ないうちは全件に返信、目安は2〜3営業日以内」をおすすめしています。これは公式の基準ではなく、無理なく続けるための運用の目安です。なお、米国の消費者1,002人を対象にした調査(BrightLocal 2026)では、80%が「全件に返信している業者を使う可能性が高い」と答えています。日本の調査ではない点にご注意ください。

公式ヘルプが勧める返信のポイント

ポイント公式ヘルプの記述
短く長すぎる返信は読む気をなくす可能性がある、とされています
宣伝しない「お得な情報やプロモーションを提示する必要はありません。」
名前を添える「返信に名前またはイニシャルを添えると」信頼性を高められる、とされています
早めに返す「返信を速やかに行う」

返信の型(4行で足りる)

  1. お礼:1文で
  2. 口コミに書かれたことを1つ拾う:コピペの返信に見えないように
  3. 一度来ただけでは分からない情報を1つ:点検の時期、季節の注意など
  4. 名前で締める:「代表 ◯◯」など

【返信の例】

ご依頼いただき、ありがとうございました。色選びで最後まで一緒に悩んだ時間が、こちらにとっても楽しい時間でした。気になるところが出てきたら、いつでもご連絡ください。代表 ◯◯

例文をそのまま使い回すと、読む人にはすぐ分かります。2番目の「拾う」部分だけは、毎回書き分けてください。

返信に書かないこと

書かないこと理由
お客さまの名前・町名・「◯◯様邸」・日付・金額公式に「クチコミ投稿者の個人情報を公開したり、個人的に攻撃したりしないでください。」とあります。住所の特定にもつながります
キャンペーンや割引の案内公式は「お得な情報やプロモーションを提示する必要はありません。」としています
地域名やサービス名の詰め込み読む人に不自然に映ります。返信のキーワードが順位に効くという公式の記載もありません

返信したあとのこと

  • 返信には審査があります。公式には「通常、返信の審査の所要時間は 10 分以内ですが、最長で 30 日ほどかかる場合もあります。」
  • 返信は「企業からの返信として表示され、お客様の個人名は表示されません。」
  • 「返信が公開されると、クチコミを投稿したユーザーに通知が届きます。」
  • 「ユーザーは、返信を読んだ後でもクチコミを変更できます。」

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ユーザーからのクチコミを管理する」

困った口コミへの対応

厳しい口コミが来ると、すぐ消したくなります。でも、順番があります。

順番やることポイント
① 記録を確かめるいつ、どんなやりとりがあったかを確認投稿者が誰か、決めつけない
② 返信で整える謝るべき点は謝り、事実と違う点は落ち着いて説明公式は「自分たちに非がないことについては、責任を負うことを避け」としています
③ 直接の連絡先を示すやりとりは返信欄ではなく、電話やメールで公式は投稿者に「メールまたは電話で直接連絡していただくようお願いします」
④ ポリシー違反なら報告管理画面から報告する公式は「削除の対象となるのは Google のポリシーに違反しているクチコミのみです。」

報告についての仕様も押さえておきましょう。公式ヘルプでは、評価には「通常数日」かかり、結果に納得できない場合は「1回限りの再審査請求を送信できます。」、選べる口コミは「10件まで」とされています。

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ(不適切なクチコミの報告)

「口コミを消します」「高評価を増やします」という営業には注意。見返りを渡して口コミを直してもらったり、消してもらったりすることも、上の表のとおりGoogleのポリシーで禁止されています。返信欄で投稿者を特定しようとしたり、法的措置をほのめかしたりするのは避けてください。誹謗中傷やなりすましなど、法的な対応が必要なものは、弁護士にご相談ください。

続ける運用(月1回でよいこと)

登録して終わりにせず、月に1回だけ時間を取りましょう。やることは多くありません。

やること目安
新しい口コミに返信来たら2〜3営業日以内(運用の目安)
写真を足す月に数枚。最近の仕事、季節の様子
投稿(お知らせ)休業日や新しいサービスがあるとき
営業時間・サービスの見直し変わったときにすぐ。年末年始の前は必ず
管理画面の「パフォーマンス」を見る月1回、数字をメモしておく

順位について、正直なところ

Googleの公式ヘルプでは、地図の検索結果は「主に関連性、距離、知名度に基づいて表示されます。」とされています。知名度の材料のひとつとして、口コミの数と評価が挙げられています。英語版では "can help"(役立つことがある)という書き方です。返信や投稿、キーワードで順位が上がるという公式の記載はありません。また公式は、「Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。」としています。

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善する」

だからこそ、近道はありません。正確な情報をそろえ、口コミを正しくお願いし、丁寧に返す。これを続けるだけです。順位の考え方やホームページとの組み合わせはMEO対策・SEO対策のページで説明しています。

口コミをホームページに載せたいとき

いただいた口コミを、ホームページの「お客様の声」に載せたい方もいると思います。消費者庁のQ&A(Q10)では、口コミを好きなものだけ選ばず、内容も変えずにそのまま引用するなら「事業者の表示」に当たらないとされています。良いものだけを選ぶ、良い部分だけを切り取る、という載せ方は事業者の表示に当たります。その場合は、広告であることを明示しなければなりません。また、Googleの公式ガイドラインでは、口コミは書いた人のものとされています。ホームページなどに使うときは、投稿者の了承が必要です(口コミへの返信で尋ねる方法も案内されています)。「Google評価」のように、Googleが評価したと受け取れる書き方も避けてください。

出典:消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」(Q10)、Google Partner Marketing Hub(Customer reviews のガイドライン・英語)

ツクシの支援

ツクシは我孫子を拠点にした個人事業です。ご相談から作業まで、代表の橋爪が担当します。撮影は、外部のパートナーとチームを組んで対応しています。

内容料金(税込)
Googleマップ・検索の現状診断0円
プロフィールの整備(業種・営業時間・サービス・写真など)お見積り(診断の結果から必要な作業だけ)
口コミのお願いのしかた・返信の書き方を一緒に決める整備とあわせてお見積り
写真撮影(プロフィール・ホームページ・チラシに使い回せる)2時間44,000円〜
ホームページの運用・改善月3万円〜

※詳しくはMEO対策・SEO対策、写真・動画撮影、ホームページ制作、単発の作業は単発のご依頼をご覧ください。

ツクシは、口コミを代わりに書いたり、見返りを約束して集めたりする「口コミ代行」は行いません。Googleのルールで禁止されているためです。そのかわり、お客さまにお願いしやすい渡し方と、無理なく続けられる返信の形を一緒につくります。

よくある質問

Googleビジネスプロフィールは無料ですか?
無料です。Googleの案内に「ビジネスは無料で追加または申請できます」とあります。費用がかかるのは、写真撮影や整備を外部に頼む場合だけです。
自宅で仕事をしていても登録できますか?
できます。お客さまのところへ出向く仕事なら「非店舗型」として登録し、住所は表示しません。公式ガイドラインに「非店舗型ビジネスを運営している場合は、顧客に対して住所を非表示にする必要があります。」とあります。対応できる地域を設定して使います。なお、実際に仕事をしていないバーチャルオフィスの住所では登録できません。
オーナー確認の方法を選べません。
公式に「オーナー確認の方法は Google によって自動的に決定されるため、変更できません。」とあります。表示された方法で進めてください。ハガキの場合、コードは通常14日以内に届き、30日で有効期限が切れます。待つ間にビジネス名・住所・業種を編集すると、届いたコードが使えなくなるので注意してください。
知らないうちにマップに載っていました。
新しく作らず、その情報の管理を始めます。Googleマップで検索して「ビジネス オーナーですか?」から「管理を開始」を選び、オーナー確認に進みます。すでに別の人がオーナー確認を済ませている場合は、今のオーナーにオーナー権限をリクエストします。
口コミを書いてくれた人に、お礼の粗品を渡してもいいですか?
Googleマップでは禁止です。口コミの投稿と引き換えに、割引や無料の商品などのインセンティブを渡すことはポリシー違反になります。書いてくれた人にだけ後からお渡しするのも同じです。ステマ規制では、割引やクーポン程度のお礼が問題にならない場合があるとする消費者庁のQ&Aがあります。ただ、Googleのルールはそれより厳しいと考えてください。口コミのお願いには、お礼をつけないのが安全です。
「◯◯について書いてください」と頼んでもいいですか?
できません。公式ポリシーに「特定のコンテンツを含めるよう依頼することもできません。」とあります。「ご感想をご自由に」とだけ伝えましょう。
悪い口コミを消してもらえますか?
削除の対象になるのは、Googleのポリシーに違反している口コミだけです。違反していれば管理画面から報告できます。ただ厳しい内容というだけでは、削除の対象になりません。まずは返信で誠実に対応しましょう。誹謗中傷など法的な対応が必要なものは、弁護士にご相談ください。
口コミが増えれば、順位は上がりますか?
約束はできません。Googleの公式ヘルプでは、口コミの数と評価は「知名度」を判断する材料のひとつとされています。ただ、順位は関連性・距離などとの組み合わせで決まり、検索する人の場所によっても変わります。順位を保証する業者には注意してください。

まとめ

  • 登録とオーナー確認は無料。すでに載っていないかと住所の出し方を先に確かめる
  • オーナー確認の方法はGoogleが決める。ハガキを待つ間は、名前・住所・業種を触らない
  • ビジネス名は看板と同じ名前に。目立たせたいなら、サービスと写真を充実させる
  • 口コミは見返りなし・内容は指定しない・全員に同じタイミングでお願いする
  • 法律(ステマ規制)とGoogleのルールは線の引き方が違う。Googleのほうが厳しいと考えておく
  • 返信は全件でなくてもよいが、少ないうちは全件に。短く、名前を添えて、個人情報は書かない

「登録はしたけれど、そのままになっている」「口コミのお願いの文面を一緒に考えてほしい」という段階でも大丈夫です。今のGoogleマップでの見え方の診断は、無料で行っています。詳しくはMEO対策・SEO対策のページをご覧ください。

「うちの場合はどうだろう?」と思ったら、まずは無料でご相談ください。

まずは、お話を聞かせてください。

ご相談は無料です。「何から始めればいいかわからない」という段階こそ、お気軽にどうぞ。